入院10日目。
白血球300
ヘモグロビン7.0
血小板56,000
CRP0.11
薬の副作用で白血球が300になったためベットに空気清浄機を設置することに。
しばらくするとゴロゴロと大きな機械が病室にやってきました。
看護師さんは慣れた手つきであっという間に設置完了。
ベットの頭方向から半分くらいまでが透明のビニールのカーテンで覆われた簡易的なクリーンルームのよう。
スイッチを入れると、ゴーと風がでてちょっと寒い。
普段はLOW、外部から人が入ってきたらHIGHにする。
とわちゃんは感染を防ぐため一日のほとんどをカーテンの中で過ごすことになります。ベットの頭の方、風上には何も置かない事。
よって枕の周りにいたぬいぐるみたちはカーテンの外へ。
仕方ない、感染怖いもんね。
寝るとき、出かけるとき、不安な時にいつも握りしめてクンクンとにおいを嗅いでるとわちゃんの安心グッツ、紐の先についてる”ぼんぼり”があるのですが、当然カーテンの中にいれてクンクンとしていると血液腫瘍科の科長I先生(当時)から
「うーん、、、とわちゃん、これは持っていると安心なのかな??」
「・・・・・・。」
とわちゃん、お決まりの無視。
「、...そうですか、ではたまに洗ってくださいね!」
I先生、ありがとうございます!!!
清潔保ちます!!!
とわちゃん副作用で元気がない。おしゃべりもしないし、笑わない。
看護師さんの問いかけに背中を向けたまま小さく、本当に小さく頷く程度。
先生に対しては完全無欠の無視。
それでも看護師さん、先生は全然なんともしないでとわちゃんに話しかけてくれる。
とわちゃんが一番頑張っていると理解してくれている事がありがたいです。
とわちゃん本当によく頑張っています。
同じくらい家族も頑張っています。
真っ暗で出口があるのかもわからないトンネルに入った私たち。
その先に明るい光はまだまだ見えてはこないけど、出口を目指して進み続けるしかない。
不安は考えたらきりがないが、泣いてばかりもいられない。前向きな言葉を口にして不安を忘れよう。
そして、病室では絶対に泣かない。とわちゃんの前では笑顔でいる。
そう決めました。